IPブラックリストとプロキシ/VPN検出の実際の仕組み
Web サイトがあなたの接続を信頼するか判断するとき、誰かを問うことはまれです。問うのは「あなたの IP がどこを通ってきたか」です。支配的なシグナルは 3 つ。
1. そのアドレスの所有者
すべての IP は自律システム(ASN)に属します。AWS・Hetzner・OVH などホスティング事業者が広告するアドレスはデータセンター、家庭用 ISP のアドレスはレジデンシャルと分類されます。データセンター範囲からのログインはボットの典型的挙動そのものなので、人間でも警戒対象になります。
2. そのアドレスが何をしてきたか
ブラックリストフィードはスパム、クレデンシャルスタッフィング、スクレイピングの急襲などの濫用報告を集約します。一度スパムを中継したアドレスは数か月リストに残ることがあり、共有ホスティングや VPN エグジットでは、接続した瞬間にその評判を引き継ぎます。
3. 何人が共有しているか
VPN サーバや企業プロキシは数千人を 1 つのエグジット IP に集約します。共有エグジット全てをマークするサイトもあれば、CGNAT のせいで普通のモバイルユーザーが誤検知されることも。
なぜ重要か
空港の VPN での買い物、自分のサイトのスクレイピング、クラウド VM 上の自宅サーバー — 不正検知システムにはどれも同じに見えます。ASN・ブラックリスト・プロキシシグナルと照らせば、銀行の前にインターネットからの見え方が分かります。IP purity チェックを実行して、3 つのシグナルを 1 つのレポートで確認しましょう。